さあいよいよ衆院選の投票日ですが、
天気は極めて悪いですね。
日本の将来を暗示しているんでしょうか?
衆院選 安倍政権に審判 22日投開票 第48回衆院選は22日、投開票される。4年
10カ月に及ぶ安倍晋三首相(自民党総裁)の
政権運営への審判となる。
選挙戦は「自民党・公明党」の与党と、「希望の党
・日本維新の会」の保守系野党、「共産党・
立憲民主党・社民党」の「3極」が争う構図で、
消費税率の10%への引き上げや憲法改正、
原発政策、北朝鮮問題などを巡る論戦が繰り
広げられた。安倍首相は加計森友問題には一切ふれず、
アベノミクスによる景気回復の成果と北朝鮮の
脅威、野党批判に終始しました。
すでに当ブログでもご説明しましたが、トランプと
同一歩調で北朝鮮に対して外交努力ではなく、
軍事的圧力も辞さないという強硬路線は世界で
日本だけが推し進めています。
となれば、今まで大量にミサイルを持ちながら
この十年、日本には1発も打ち込まなかった
北朝鮮が、頭にきてミサイルを日本に向けて
発射するとしたら、安倍総理が引き起こした
といえるでしょう。
まあ、こんなことはちょっと考えればわかること。
今日は安倍自慢のアベノミクスの成果について
簡単に。
民主党政権時代の3年間はGDP成長率が年平均
1.7%だったのに対して、安倍政権の3年間では
年平均0.6%にも満たないという現実一つでお分かり
でしょう。
安倍政権が重視するGDP成長率は目標の2%どころか、
ほとんど増えていなかったんですからね。
また、有効求人倍率が高くなったとも自慢げに言って
ますが、日本の少子高齢化の影響、特に団塊世代が
65歳になった2013年、2014年には116万人強も
労働力人口が減少、前年比それぞれ1.4%程度にも
なります。
人出不足になるのは当たり前、その上、いくら求人が
多くたって、非正規雇用、低賃金では景気とは無縁で
しょう。
そうアベノミクスの最大の問題は実質賃金とその格差
なんです。
安倍が声高に言っているのは大企業、正社員の給料。
なにしろ、実質賃金の調査には従業員5人未満の事業所
は調査の対象となっていないんですよ。
一番給料が低そうなところが調査に反映されていないん
です。
その上、1990年には20%だった非正規雇用がなんと
最新の2017年の4-6月期では2018万人で38%。
20期連続で増加しているんです。
アベノミクスで株価は大幅に上がりましたが、株高の
恩恵を受けるのは富裕層だけです。
結局、安倍のために、昔は皆中流階級であった日本人が
お金持ちと貧乏人という格差社会になってしまったんです。
今日の雨はやはり暗い、ますます暗くなる日本を示して
いるんですね。
o(;△;)o
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