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もともと文系、でも
大学院工学系研究科
修了なので理系が
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民法900条4号
子、直系尊属又は兄弟姉妹が数人
あるときは、各自の相続分は、
相等しいものとする。

ただし、嫡出でない子の相続分は、
嫡出である子の相続分の二分の一とし、
<略>


明治時代に作られた民法は
憲法と違ってそのままに
なっている規定が多くあり
ます。

これもその一つ。

この規定の「嫡出子」という
言葉の定義は
法律上の婚姻関係にある男女の
間に生まれた子供をいい、
具体的には
•婚姻中に妊娠した子
•婚姻後201日目以後に生まれた子
•父親の死亡後または離婚後300日以内に生まれた子
•未婚時に出生し父親に認知された子で、後に父母が婚姻したとき
•未婚時に出生した後に父母が婚姻し、父親が認知した子
•養子縁組をした子

です。

よくある話?なんですが、
浮気してできた子はたとえ
認知したとしても、上記の
嫡出子の定義にあたりません
から相続の場合は半分だけ
ということ。

正妻側は当たり前だと
思うでしょうけど、子供に
とっては何なんだと。

当ブログでも取り上げている
子ども権利条約(児童の権利に関する条約)
http://www.unicef.or.jp/about_unicef/about_rig_all.html


1989年11月20日に国連総会で
採択された国際条約で、
1990年9月2日に発効し、日本では
1994年5月22日から効力が発生
しています。

簡単に言えば、すべての子供は
親や、その出生にかかわる違いで
権利に差があってはならない
ということです。

我が国のこうした民法の
規定は先進国上唯一のもので
90年代以降、国連から格差是正を
繰り返し求められてきています。

当然のこと、日本国内においても
憲法に定められた法の下の平等に
違反するという訴訟が繰り返し
なされてきましたが。

95年の最高裁判決においては
民法が法律婚主義に基づくもの
としてこの規定は合理的である
として合憲とされています。

しかしながら、その後もあいついで
訴訟があり、最高裁にもとづく
合憲判決であっても、違憲である
という反対意見も出される
ようになっていました。

そしてついに

婚外子の相続格差、国内外で批判 最高裁で弁論
秋にも結論


結婚していない男女間に生まれた
婚外子(非嫡出子)の相続分を、
法律婚の子(嫡出子)の半分と
する民法の規定の合憲性が争わ
れた2件の遺産分割審判の特別
抗告審は10日、最高裁大法廷
(裁判長・竹崎博允長官)で
弁論を行い、結審した。


どうやら、秋には初の違憲判決が
出される見込みです。

民法772条でもキャンペーンを
はった毎日新聞。

今日の社説です。

社説:婚外子差別 違憲判断の機は熟した

結婚していない男女間の子
(婚外子)の遺産相続分を、
結婚した男女間の子の半分と
した民法の規定の是非を争う
裁判で、最高裁大法廷が
当事者から意見を聞く弁論
を開いた。
「法の下の平等」を保障する
憲法に違反するか否かが
最大の焦点だ。


見出しが「機は熟した 」
ですからね。

といっても、この問題も
一票格差と同じく、国会が
というか国会議員の意識が
旧態依然というか、明治
大好き人間であること。

772条にしろ、夫婦別姓に
しろ今の安倍政権は日本の
明治の家族制度が大好き
なんですから前途多難。

こうした、国民の主権に
関わる問題は違憲立法
審査権に頼るのではなく、
まっとうな精神をもった
国会議員の手で正しい
立法がなされるようで
あってほしいと思います。
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