プロフィール

sansiroh

Author:sansiroh
sansirohです
もともと文系、でも
大学院工学系研究科
修了なので理系が
メインということにo(^-^)o


カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

リンク


GoogleAdSense


最新コメント


RSSリンクの表示


月別アーカイブ


今日の毎日と読売の社説。

社説:成年後見裁判 違憲判決は当然だ
http://mainichi.jp/opinion/news/20130317k0000m070084000c.html


後見と選挙権 違憲判決が制度の甘さ突いた(3月17日付・読売社説)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20130316-OYT1T01067.htm


14日に東京地裁の違憲判決に
ついて論評したもの。

当ブログでも触れようと思い
ましたが新ローマ法王登場で
そちらを優先。

今日は両社説にならって
ちょっととりあげましょう。

元の地裁判決記事。

成年後見制度:選挙権喪失は違憲 東京地裁判決


成年後見人が付くと選挙権を失う
公職選挙法の規定は法の下の平等
などを保障した憲法に反するとして、
ダウン症で知的障害がある茨城県
牛久市の名児耶匠(なごや・たくみ)さん
(50)が国に選挙権があることの
確認を求めた訴訟で、東京地裁は
14日、この規定を憲法に違反する
と判断し、訴えを認める判決を言い渡した。


名児耶さん従来は欠かさず
選挙に行っていたんですが
財産管理のため、父親が
成年後見人となった時点で、
公職選挙法の規定により
選挙権が剥奪されることに
なっちゃったんです。

成年後見制度って2000年に
従来の禁治産者の制度が差別的
であるとして、認知症や知的障害
などのために判断力が十分で
ない人が普通に生活できる
ように支援することを目的と
してできました。

成年後見制度
http://www.moj.go.jp/MINJI/minji95.html


この、「障害者を排除するのではなく、
障害を持っていても健常者と均等に
当たり前に生活できるような社会こそ
がノーマルな社会である」という
考え方はノーマライゼーション
(normalization)と呼ばれ、
デンマークのニルス・エリク・
バンク=ミケルセンにより提唱され
世界中に広まったもの。

この思想にもとづき、1993年
(平成5年)に障害者基本法
制定され、ついで成年後見制度
もできたんです。


ところが、日本においては、
公職選挙法については、従来の
禁治産者の名称の置き換えとして
選挙権の剥奪についての見直し
がされないままになりました。

選挙制度については、政治家の
専権権事項の意識があって
役人はおかしいという意識が
あっても積極的に公職選挙法の
をしなかったんです。

そのため、本来は傷害のあるも
のの権利を守るという制度が
民主主義国家においてもっとも
重要な権利である選挙権を剥奪し
てしまうという事態を起こすこと
になりました。

今回の東京地裁の定塚誠裁判長は
このノーマライゼーションの
思想にもとづく生年年後見制度に
よっては「選挙権を制限するやむを
得ない理由があるとは認められない」
として公職選挙法を違憲としたんです。

さらに、国側が「投票能力を個別
審査する制度の創設は不可能で、
成年後見制度を借用せざるを
得ない」と主張ていましたが、
運用に困難が伴うからといって、
一律に選挙権を奪うことが
『やむを得ない』とはいえない」と
批判しました、

この違憲判決が成立すれば、
現在成年被後見人約13万6000人
(最高裁調べ)いますが、その方たち
の選挙権に大きな影響を与えるだけ
でなく、選挙権を失うことにより
成年後見制度を利用しない方も
多くいますのでそうした方の
判断も変わることとなると思います。

政治家も早速動きました。

成年後見制度で公選法改正目指す 公明・井上氏


公明党の井上義久幹事長は15日の
記者会見で、成年後見制度で後見人が
付いた知的障害者らに選挙権を与え
ない公職選挙法の規定について、
東京地裁が憲法違反との判断を示し
たことを受け、「公職選挙法改正へ
取り組むべきだ」と述べた。


早く公職選挙法が改正される
べきですね。

スポンサーサイト

コメント

TBありがとうございました。
裁判長が原告にかけた言葉は「次の選挙には投票に行って下さい」でした。やっと手にしたと思った選挙権が、国側の控訴によって反故にされました。

一体、日本には憲法の理念が定着したと言えるのでしょうか。国民として最も大事な選挙権が、行政の一方的な都合で、またも蔑ろにされようとしています。

「一票の格差」問題なども含め、こんないい加減な憲法観の下で、改憲を論じること自体が無謀です。行政府(立法府はもちろん)はまず、憲法をしっかりと守り、襟を正してから仕事をすべきでしょう。
2013-04-14 15:10 | オジロワシ #lq9Rnrxw URL編集 ]

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://sansirohike.blog.fc2.com/tb.php/2309-03a45d56

成年後見制度訴訟:選挙権喪失、違憲 東京地裁、初の司法判断

私もこの判決を支持します。 政府には控訴などせずに真摯に向かい合って欲しいです。 成年後見制度訴訟:選挙権喪失、違憲 東京地裁、初の司法判断 毎日新聞 2013年03月15日 成年...
2013-03-18 11:32 | 政治Ⅱ

 | ホーム | 


FXで斬る