保安院：防災強化に反対…指針改定見送り 原発依存を速やかに脱却すべきです

もうあきれ返って
論評する気にも
なりゃしない。(￣へ ￣ 凸

保安院：防災強化に反対…指針改定見送り

原発の重大事故を想定した
防災対策の国際基準を導入
するため、内閣府原子力
安全委員会が０６年に国の
原子力防災指針の見直しに
着手した直後、経済産業省
原子力安全・保安院が安全委
事務局に対し「社会的混乱を
引き起こす」などと導入を
凍結するよう再三文書で
要求していたことが分かった。


当ブログで何回か指摘
していますが、日本の
原子力政策なんて
自民党政権時代の
利権獲得のためのもの。

また、始めた当初の
中曽根、正力は核兵器
のためのプルトニュウム
保有が本当の狙い。

したがって、日本の技術を
総動員して安全、効率的な
原子力発電を完成しよう
なんていたしませんでした。

そんなことしたら、とてつも
ない開発費がかかるし、
うそで塗り固めた安全神話
なんて、とてもでっちあげ
られませんでしたから。

というより、原発を作って
建設費、交付金での
裏金と、原発設備が
高価であればあるほど
東電がもうかり、結果
東電によるいろいろな
支援を受け続けることが
第一。

また、核兵器のための
プルトニウムを持ち続ける
ために、高速増殖炉の
開発をしつづけている。

高速増殖炉を完成させる
必要はないんです。

で、国民をだますために
安全と低コストをいい続けて
きたわけですが、

コストについては、去年
１２月に当ブログでその
うそをご説明。

原発コスト　「安価神話」も崩壊した　　　原発はコストがもっとも大きい
http://ameblo.jp/sansiroh/entry-11117665421.html


安全については、まやかしの
安全を言い続けたために、
事故をおこさないように
するための技術開発も
事故をおきたときの被害の
拡大をふせぐための対策も
いたしません。

今日ご紹介の記事も
その一環だったわけですが。

結果として、事故が起こり、
また、被害も本来以上に
拡大。

国民に多大な負担を与える
と同時に、賠償金コストは
莫大なものとなってしまいました。

まやかしで、ゆがんだ目的の
もとに長年進めてきた原子力
発電は科学技術とは無縁の
危険極まりない代物。

やはり、可及的速やかに
終焉させる方法を考える
べきでしょうね。

だいたいからして、高速
増殖炉の開発ができないん
ですから、このままだと
石炭より圧倒的に埋蔵量が
少ないウラン資源は
ほそぼそ使っても１００年は
持ちません。

どっちみち、代替手段に
移行せざるを得ないんです。

まあ、イランや北朝鮮のように
核兵器保有のためなら
意味がありますけどね。