国会では「処理水」と言わず「汚染水」という
表現が禁句やフェイクみたなことになって
いるようですが。
昔、大本営発表で「撤退」と言わず「転進」と
新聞表現したことを思い出しました。
要は事実は変わらないけど印象の問題でしょう。
厳密にいえば<燃料デブリに触れ放射性物質を
含んだ「汚染水」をALPSで62種の放射能を規定値
以下まで除去した処理後の水>ということ。
日本政府としては「処理水」と言えば処理した
結果放射能はすべてなくなったという意味に
とれるので使いたいんでしょう。
でも、海外メディアはcontaminated water(汚染水)と
treated water(処理水)という表現、どちらも使い
ますが、treated contaminated water(処理済みの
汚染水)やtreated radioactive wastewater(処理済み
の放射性廃水)という表現も使われています。
真実が正しく表現できればいいかと思いますけど。
野村農相、汚染水発言で改めて謝罪 「緊張感もって取り組む」 野村哲郎農相は8日の衆院連合審査会で、東京電力
福島第1原発の処理水を「汚染水」と発言したことに
ついて「福島の皆さん、全国の漁業者に大変不快な思い
をさせた」と述べ、改めて陳謝した。野村氏は「わびて
済む問題ではないことは重々承知している」としたうえで
「真剣に、緊張感を持って取り組んでまいりたい」とした。
スポンサーサイト