人類史上での超新線爆発と言われるのは、1054年。
藤原定家が自身の日記『明月記』に記録しています。
その残骸が、地球からの距離はおよそ7000光年に
あるカニ星雲です。
この途轍もなく広く、138億年もの歴史を持つ宇宙の
中で、たかだか1万年以下の歴史しか持っていない
人類が超新星爆発を見ることができるなどほとんど
ありえません。
ところが、もしかして、数日後にも見ることができる
可能性があるようです。
オリオン座ベテルギウス、寿命が尽き超新星爆発?異常な暗さにネット上で臆測 専門家は否定冬の夜空に明るく輝くオリオン座の「ベテルギウス」が昨秋
から暗くなっている。もともと明るさが変わる変光星だが、
通常の範囲を外れた暗さだとの情報が出回り、寿命が尽き
て超新星爆発を起こすのでは、とインターネット上で話題に
なった。だが専門家は否定的だ。
オリオン座はギリシャ神話の狩人オリオンがモデルで、
ベテルギウスは右肩の赤い星。質量は太陽の約20倍、
約1千万年の寿命のうち9割を過ぎたとみられる。爆発すれ
ば天の川銀河で約400年ぶりの超新星で、月ほど明るく
なった後、見えなくなる可能性がある。 とはいえ、専門家も懐疑的ですし、爆発があったとしても
数十万年後かも知れません。
宇宙的規模では数日も数十万年も同じですからね。
o(^-^)o
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