トランプははっきり言って外交手腕はない
でしょうが、ビジネスマンとしての変わり身の
速さは持っているということでしょうか。
イランの報復攻撃に対して軍事行動では
なく、経済制裁の強化だそうです。
スレイマニ暗殺はやりすぎかと思ったんで
しょうね。
トランプ米大統領「イランに追加制裁」 攻撃受け声明 抑制的な対応に トランプ米大統領は8日午前(日本時間9日未明)、イランに
よるイラク駐留米軍への弾道ミサイル攻撃を受け、声明を
発表した。米軍に死傷者がいなかったことを明かしたうえで、
イランに対し速やかに追加の経済制裁を科す考えを示した。
大きな被害がなかったことから、抑制的な対応にとどめた。
トランプ氏は「イランが行動を変更するまでは強力な経済
制裁を維持する」と述べ、イランに核兵器開発断念とテロ
活動への支援をやめるよう要求した。
ー中略ー
イランは、イラク西部のアサド空軍基地と北部アルビルの
基地をイラン国内から発射した十数発以上の弾道ミサイルで
攻撃。だが、米軍関係者のいる区域をわざと外してミサイルを
着弾させたとの見方が米政府内で有力になっている。
トランプ氏も「イランは攻撃を手控えているようだ」と指摘した。記事にあるように、イランもイラク経由で事前通告のうえでの
適度の攻撃で米国の反応をうかがっている感じです。
両国とも本格的な軍事行動はとりたくないという姿勢です。
ひとまずは即時の全面戦争の雰囲気はないようで、金融市場も
落着きを取り戻しているようですね。
ただ、安倍首相は米国イランの仲介などはとらずじっと
息をひそめているうえ、中東訪問もとりやめるよう。
中東に原油頼る日本、国益重視で米イランに自制促す 海自派遣は方針堅持ー前略ー
政府は11~15日に予定していた安倍首相の中東
3カ国訪問を延期する調整に入った。菅氏は記者
会見で「現地の情勢を見極めながら判断したい」と語った。
一方で、菅氏は海上自衛隊の中東派遣については
「現地の情勢を見極めつつ、準備に万全を期したい」と
述べ、現時点で方針に変更はないことを強調した。
自衛隊幹部は「今回の事案だけで派遣の判断は変わ
らないだろう」としつつ、首相の中東訪問が延期の
方向で調整されていることについて「自分は行かないで、
自衛隊にだけ行けということなのか」と不満を漏らした。指揮官として最低の部類ですね。
( ̄へ  ̄ 凸
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