私はうな重を高級料理といわれても、シンプル
すぎてそれほど絶対食べたいものとは感じては
いません。
なにしろ、基本、ご飯とウナギだけですからね。
とはいえ、天然のシラスウナギに頼る現在の
養殖うなぎではおそらく将来は、とても高額の
料理になるのは間違いありません。
しかし、完全養殖の実用化の可能性がほんの少々
見えてきたかも知れません。
人工孵化ウナギ実用化「光見えた」 食卓にうな重戻るか 研究室で生まれたニホンウナギの稚魚(シラスウナギ)は、民間の
養殖池に移しても立派に育ちました――。水産庁などは21日、
長年取り組んできたウナギの養殖技術の研究成果を発表した。発
表会場では、そのウナギを使った「世界初」でおそらく最も高価な
「うな重」も振る舞われた。
ー中略ー
かば焼きになったニホンウナギは、国立研究開発法人「水産研究・
教育機構」の水槽がふるさとだ。鹿児島県志布志市の研究拠点で、
メスとオスを入れた水槽に刺激を与えて受精卵を得て、人工的に
孵化(ふか)。静岡県南伊豆町の拠点でシラスウナギに育てられた。2010年には研究室では完全養殖が実現され、民間養殖場で研究室
で育ったシラスウナギを成長させるフェーズ。
現在、養殖前の稚魚の段階で、エサ代が高く、環境を清潔にするための
人手がかかり、1匹当たりのコストは5千円を超えるといます。
とはいえ、天然のシラスウナギが減少の一途。
美味しいと思う方は高くても食べるでしょう。(
^∇^)
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