参院で野党の出した安倍首相の問責決議案に
たいする三原じゅん子の反対演説が話題です。
なにしろ、安倍総理に感謝すべきで、そんな
総理に対して問責決議案を出すとは愚か者で
恥を知れとまで言い切るとは国会史上前代未聞の
ヨイショ演説です。
もっぱらこのような野党およびそれを支持する国民に
対しての礼を失した暴言が問題視されなければと
思います。
しかし、毎日新聞の以下の記事のようにそもそも
安倍に感謝すべきという前提の事実がウソ八百。
年金支給額は増えたのか 三原じゅん子議員の演説をファクトチェック こだわりたい。例の、三原じゅん子参院議員の「野党は愚か者」
演説だ。参院選の争点でもある年金問題を巡り、気になる発言が
あった。「民主党政権の3年間、年金支給額は、何と引き下げられ
ていた。安倍政権は全く違います」。これは本当か? 演説の
ハイライトをファクトチェックすると、妙なことになってきた。記事では三原議員の二つの事実を検証。
1..「民主党政権のあの3年間、年金の支給額は、増えるどころか、
何と引き下げられていたのです。自民党は全く違います。今年、
年金支給額はプラスになりました」
2.「年金積立金も、アベノミクスの効果によって44兆円の運用益が
出たのであります。かたや民主党政権時代、年金積立金の運用
益は10分の1」
先ず1の事実
民主党政権時代 2009年度の23万2592円が12年度に23万940円。
3年間で1652円の引き下げ。平均して1年で約551円の減額。
安倍政権では12年度の23万940円が19年度には22万1504円。
なんと6年間でマイナス9436円。1年平均で1348円の減額。
おおうそですね。
つづいて2の事実
民主党政権発足直後の09年10月から、政権が終わった12年12月
(12年度第3四半期)の運用益は、約9兆円。
安倍政権発足直後の13年1月(12年度第4四半期)から最新の
18年12月(18年第3四半期)までの運用益は約39兆円。
9兆円と39兆円のどこが10分の一なのか。
本当かウソかは別としてナチの宣伝相のゲッペルスが言ったと
される「嘘も100回言えば本当になる」にならったんでしょうか、
なにしろ麻生はじめ安倍政権はナチ政権にみならうような傾向が
ありますからね。
それにしても、なんだか戦前の非民主的国会のようになって
きましたね。( ̄へ  ̄ 凸
スポンサーサイト