この記事は最終的に裁判所がどんな判断を
するかを待たねばなりませんけど。
商売という観点からは裁判沙汰になって
しまったということ自体、対応が十分では
なかったんでしょう。
障害者 車いすでワイン試飲「拒否不当」 百貨店を提訴
車いす利用者であることを理由にワインの試飲を
やめさせられたのは、障害者差別解消法が禁じる
不当な差別にあたるなどとして、手動車いすを使う
東京都内の50代男性が、百貨店とテナントに
170万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。
百貨店側は男性側に、店内で過去に電動車いすの
事故が起きたことを挙げて「客や従業員の安全確保
のため」と説明し、不当な差別ではないと主張している。今回の百貨店の対応の一番まずいところは、1杯
1000円の試飲で、この車いす利用者から2000円を
受取り、2杯目を飲んでいるところで辞めさせたこと。
最初からやんわりと事情を話して客に理解を求めなけ
ればなりません。
さらに、理由が電動イスで過去事故が起きたためと
言っているようですが、電動と手動では大きく異なり
ます。
車いすと杖ではどう違うのかとか、そもそも普通の人が
酔った場合はどうなのかと。
断るなら、沢山飲める有料の試飲などをすべきでは
なかったでしょう。
ま、裁判所の判断が待ち遠しい。
(^∇^)