この問題は何かウラがあると思う人が
多いのでは。
体操 宮川選手コーチ、地位保全を申請 パワハラ処分で日本体操協会は24日、2016年リオデジャネイロ
五輪代表の宮川紗江選手への暴力行為で処分を
受けた速見佑斗コーチから、東京地裁に指導者の
地位保全を求める仮処分の申し立てがあったと
発表した。 パワハラを受けたとされる宮川選手からパワハラを
感じていないし、教会からの聴取もなかったとの訴え
で多くの人が、ハラスメントではないんだと。
ところが体操協会は当初はっきりパワハラとの表現を
していたのが、パワハラを問題にしているのではなく、
「暴力」の事実があったかどうかであって、被害者本人
への聴取も必要ないと主張を変えています。
選手への指導において暴力を行使するのは当然問題
なんですが。
今回の協会の態度は明らかに変ですね。
そもそも暴力行為といっても傷害がともなうレベルの
ものかないかで処罰は変わると思いますが、今回は
完全な永久追放処分というもっとも重いもの。
そうした処分を下そうというのに、いくらなんでも当事者
に対しての聞き取りを行わないというのはそれこそ
裁判沙汰になってしまいます。
まして、東京オリンピックの代表選手としての宮川
選手が出場を危ぶまれる状況にもなっていることを
考えると、他の選手関係者の思惑が絡んでいる
との疑念を禁じ得ません。
さてどうなるんでしょうか。
私はやや古い考えなので、師弟関係にあって、弟子が
よしとする行為においては「暴力」などという言葉は
不適当と思っていますから。