チャイナシンドロームという言葉ができた後、
「SimCity」というマクシス社のリアルタイム
都市経営シミュレーションゲームでは電力
需要が大きくなった場合は原子力発電所の
建設が必須ですが、ひとたび「メルトダウン」が
起きると大規模な放射能汚染が生じて都市は
壊滅的打撃を受けてしまいます。
というわけで、原子力発電所をどうしても建設
したいときは、市街地から遠く離れたところに
作るのは常識。
ですから、日本政府の中で「SimCity」をやった
ものがいたら、原発はメルトダウンが起きるもの、
そして日本はそこらじゅうに街がありますから
日本では原発建設はあきらめて、太陽発電、
風力発電などを検討したに違いありません。
こんどの裁判官はゲームをやらずとも、極めて
常識がある方なんでしょうね。
伊方原発3号機、運転禁じる仮処分 阿蘇噴火の影響重視 四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)をめぐり、
住民が求めた運転差し止め仮処分の抗告審で、
広島高裁(野々上友之裁判長)は13日、広島地裁の
決定を覆し、運転を禁じる決定をした。
阿蘇山(熊本県)が過去最大規模の噴火をした場合、
火砕流の影響を受けないとはいえないと判断した。
原発の運転を差し止めた司法判断は高裁では初めて。今回の判決には驚きました、通常(自民党の)国策には
有利な判決を上級審ではします。
記憶に新しいのは、
高浜原発、再稼働へ 大阪高裁、停止の仮処分取り消し
http://www.asahi.com/articles/ASK3X3DJ6K3XPTIL00D.html
まあ、裁判官も国民に強い反対意見もあり、また、日本に
おいては現在電力は余り、新エネルギーの発電所づくりを
ストップするような状況では、自民党の思惑があったとしても
冷静な判断をしてもかまわないと思ったんでしょう。
四電、裏に隠れた政府はこの仮処分の停止を求めるん
でしょうけれど、どうなるでしょうね。
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