五か月間の空白をおいての昨日の予算委員会。
従来の質問時間の割合が「与党2対野党8」から
「5時間対9時間」へと変わりました。
案の定、与党質問は聴いてられない、安倍はもう
ニコニコ顔の答弁。
共産党の小池書記長のコメントがすばらしかった。
予算委の与党質問「あれはインタビュー」 共産・小池氏小池晃・共産党書記局長(発言録)
(配分時間が増えた衆院予算委員会での与党質問について)
あれは質問じゃなく、インタビューっていうんじゃないか。
「総理が自らの言葉で語って頂きたい」とか「国民が分かる
ようにご説明いただきたい」とか。
問題点を突っ込んで追及するのが質問であって、(国会を
中継した)NHKも、あれでは視聴率が下がって大変だった
のではないかなと。それは余計なことですが。
ー中略ー
結局、「ご説明いただきたい」と言って、ずっと政府の側は
言いたいことをしゃべるわけで、野党の質問になっても
基本的に政府は言いたいことをしゃべっていますから、
もう7、8割、政府の主張を聞かされちゃうわけです。これでは
本当に国会の役割を果たせない。私は立憲民主党を応援していますから、長妻さんの
質問は全部聞きましたが。
長島さんの真摯な姿勢はよくわかりましたが、安倍と
菅の木で鼻を括るような態度には我慢がならない。
どうせ、真面目な答弁はしないんですから、安倍や
菅から何かを引き出そうという方針ではなく、彼らの
国民を馬鹿にした態度をあぶりだすという作戦を
とったり、安倍の切れやすい性格を利用して、首相
らしからぬ態度を引き出すように誘導するのが
いいのではと思います。
また、野党質問時間の削減についても首相に指示を
求めても予算委が決めることと答弁するのはわかり
切ったことです。
ですから、野党与党の質問時間とはどのような意味が
あるのか、諸外国の事例についてどのような前提で
どう時間配分されているのかについての安倍の意見を
問うというやり方をしたほうがいいということに。
また、ふざけた話ですが、役人が適切といったから
適切と言ったまでとの答弁に対して、その役人についての
処分をすべきかなどと切り返すようなことをしてほしいと
思いました。
少ない野党質問時間、だらだらした政府答弁という中では
野党連携も含めて上手な質問をすることが必要となると
思います。
野党の皆さんには是非今回の質問の中で森友加計問題を
あぶりだしていただきたいと思っています。
(^∇^)
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