衆院選 大勝の与党「数」で圧力 野党質問時間削減

１０月３０日の当ブログ記事。

野党の質問時間削減に枝野氏反発「とんでもない暴論」　　野党の質問こそが国民の理解をますことになる
http://sansirohike.blog.fc2.com/blog-entry-4002.html

議員内閣制において政府、与党は一体。

法案提出においては政府、与党、役人と
時間無制限で議論を尽くして法案を練るので
国会においてはそもそも与党議員にとって
本当の意味の質問、まして問題点を示す
ことなどありません。

だから与党議員のおべんちゃら質問の中では
言う事がなくなって般若心経を読み上げるなんて
ことが起きたり、首相擁護、野党批判など、
質問に値しないことが生じてしまいます。

当然、諸外国においても国会の質問というのは
野党が中心ですね。

日本でも、自民党野党時代の要求による
与党２対野党８となっていたわけですが。

臆病者というか、批判されることが大嫌いな
安倍の指示によって野党質問を減らす動きが
表面化、それに対して野党は猛反対という
ことなんですが。

衆院選 大勝の与党「数」で圧力　野党質問時間削減

与野党は１４日、衆院での質問時間配分を巡り、
１５日の衆院文部科学委員会では「与党１、野党２」
とすることで合意した。
党が衆院選大勝を背景に圧力を強め、これまでの
「与党２、野党８」から野党の配分が減少した。
与党は予算委員会などでも配分見直しを求める
方針で、野党は「国会の行政への監視機能が弱
まる」として警戒を強めている。

このまま安倍が独裁をつづけば、本当に
戦前の大政翼賛会の世界がまた登場。

国会はなんの機能もしなくなり、暗黒政治の
世界へまっしぐらですね。


＜参考記事＞

国会の質問時間「野党長すぎ」日本だけ？　「8対2」他の国でも…
https://withnews.jp/article/f0171103002qq000000000000000W03510101qq000016181A