いよいよ大義なき解散に基づいた衆院選が
公示されます。
衆院選公示 政権懸け3極対決 22日に投開票 第48回衆院選は10日公示され、12日間の選挙戦が
始まった。5年近くにわたる安倍政治が問われ、有権者の
判断を受けた政権の枠組みが焦点となる。
憲法や消費税、原発政策を巡り論戦が交わされる。政権
継続を狙う自民、公明両党と「希望の党、日本維新の会」、
「共産、立憲民主、社民各党」の3極が対決する構図だ。
与野党8党などから計1100人超が立候補し、計465議席
(小選挙区289、比例代表176)を争う。22日に投票、
即日開票される。消費税、原発などはある意味社会の状況などで
判断がことなる単なる政策レベルのもの。時間が
経ってまずいとなればその時点で修正することが
可能です。
しかしながら、憲法改正またそれと表裏一体の安保法制、
共謀罪は日本国、日本国民の姿勢が世界からみてどう
見えるかという大きな争点です。
今、9条がかなり大きく言われていますが、自民党の
狙いは9条改正のために憲法全体の位置づけを大きく
変えてしまおうとしています。それは小池さんも同じ、
だからこそ、彼女は9条だけでは無いと言っています。
2年前の当ブログで自民党の憲法草案の本質について
説明しています。
自民結党60年、改憲前面 「保守の矜持、胸に刻む」採択
http://sansirohike.blog.fc2.com/blog-entry-3034.html要は主権在民の思想から、国家優先、「お国のため」という
戦前への逆戻りを狙っているんです。
すべては自民党の憲法草案が大本なんです。
そこから、国民を大事にすれば戦争なんて起こしたくない、
世界中の人々と仲良くしたい、だからこそ日本国憲法は
平和主義を謳っていますが、当然、そんな平和はどうでも
いいい。
国家権力に刃向う国民は取りしまるために、秘密保護
法案、共謀罪も成立させたし、国家として国の力を誇示
できるように、集団的自衛権の名のもとに、米国を利用
して世界中のいたるところで自衛隊が戦えるように
したんです。
こんな重要なことと、消費税など同列扱えません。
となると、日本を根本から変えようとしている自民と
希望の党、平和な日本、国民を大切にする立憲民主党、
共産党、社民党野党連合の2極ということでしょう。
昨日、立憲民主党から出る東京6区落合貴之候補の
決起集会には保守本流リベラルだった田中秀征氏も
かけつけ、昔の自民党の重鎮であればだれも集団的
自衛権の名目でアメリカを守るために日本を遠く離れた
ところで戦うとか、日本国民を監視するようなことを
だれもしなかっただろうと解説。
今の自民党は平和な日本の現状を守る保守本流では
なく日本を破壊する極右政党です。
もうほとんど現在のヒトラーともいうべき安倍がまた
選挙に勝ってしまったらどうなるんでしょうか、恐ろしい
ことです。
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