ノーベル文学賞 カズオ・イシグロさん 長崎出身の日系人

中学、高校時代はあらゆるジャンルの本を
読んだものでしたが、近頃は中国古典や
仏教系、また対照的に科学系の本ばかり。

まあ、ちょっと前は、シドニーシェルダンの
ような気楽なものも読みはしましたが、今回の
ノーベル文学賞作家のような本はさっぱり
です。

ノーベル文学賞 カズオ・イシグロさん　長崎出身の日系人

　スウェーデン・アカデミーは５日、２０１７年の
ノーベル文学賞を長崎県出身の日系英国人で
作家のカズオ・イシグロさん（６２）に授与すると
発表した。
授賞理由は「偉大な感情の力をもつ小説で、
我々の世界とのつながりの感覚が不確かな
ものでしかないという、底知れない淵を明らか
にした」などとした。
イシグロさんはロンドンで会見し「世界が不安定
な状況の中で、小さな形でも平和に貢献できれ
ばうれしい」と語った。

５歳で両親とともにイギリスに行き、２８歳で長編
デビュー、王立文学協会賞を受賞してイギリスに
帰化しましたから、イギリス人とはいえまあ日本人。

作品も日本人、日本の文化を題材とするものあり、
本人も「私の底に子ども時代の日本がある。もう
一つの古里です」と話しています。

というか、こうした文学賞というものに、何人が
受賞したということを語ることはあまり意味が
ないような感じがいたします。(^∇^)