この勝負はチェスや囲碁とはちょっと
違う観点で判断しないといけません。
米大学開発の人工知能、ポーカーで人間に歴史的勝利人工知能(AI)との対戦で唯一人間が優位を保って
いたポーカーで、カーネギーメロン大学が開発した
AI「リブレイタス(Libratus)」が初めて勝利を収めた。
リブレイタスは、31日まで20日間にわたって
フィラデルフィアで4人の世界的なトッププレーヤー
と対戦し、170万ドル(約1.9億円)超相当の
チップを獲得した。そもそも、チェスや囲碁などは頭がいいかどうか
ということで勝負が決まります。
ところが、映画などでもそうですが、ポーカーに
ついては配られた手がどうであるかの確率に
支配され、さらにポーカーフェイスという言葉が
あらわされるように相手の心理をどう読むかと
いうことがかなりのポイント。
確率だけであれば必ず勝つということはできません。
ということは、お互いどのように相手をだますかと
いうことになり、すくなくともAIであれば顔色を
よまれないことは確実ですから、その点は有利。
といっても、センサーなどで相手の顔色を読める訳
でもありません。
ということは、AIとして勝つというためには、実際の
手に対してお互いどのように相手をだまそうとするかを
読み解くアルゴリズムを作ること。
これは実際のビジネス、外交、戦争などに応用が
できそうなものという感じがします。
実際に、今回、リブレイタスのアルゴリズム使用を
模索する世界中の企業から問い合わせが殺到して
いるそうです。
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