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sansiroh

Author:sansiroh
sansirohです
もともと文系、でも
大学院工学系研究科
修了なので理系が
メインということにo(^-^)o


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今日は毎年やってくる
「重陽の節句」。

中国では奇数を
目出度い「陽」の
数としていますから
陽が重なった日は
何等かの形でお祝い
しています。

9月9日は一番大きい
陽の数が二つ重なって
いますので、この日は
目出度すぎてかえって
禍があるかも知れない
ということで、高い
ところに登って菊酒を
飲み難を逃れたという
後漢時代の伝説をもとに
高いところで、菊の花を
飾り、お酒を飲んで
お祝いするように
なっています。

「菊の節句」とも
言いますね。

ここで、二つの漢詩を
ご紹介。

まずは、高いところに
登ることを詠んだ
唐の詩人王維の

『九月九日、山東の兄弟を憶う』

独在異郷為異客  
(独り異郷に在って異客と為り)

毎逢佳節倍思親  
(毎も佳節に逢えば倍して親を思う)

遥知兄弟登高所  
(遥かに知る兄弟の高きに登る処)

遍挿茱萸少一人  
(遍く茱萸を挿せど一人少なきを)


ついで、酒仙と呼ばれる
酒好きな白居易が
重陽の節句で菊を愛でながら
酒を飲むことを詠んだ

『重陽の席上で白菊を賦す』

満園花菊郁金黄  
(満園の菊の花郁金黄)

中有孤絲色白霜  
(中に孤絲霜の如く白き有り)

還似今朝歌舞席  
(還今朝の歌舞の席に似たり)

白頭翁入少年場  
(白頭の翁少年の場に入る)



ところで、今日は
1982年に制定された
「救急の日」。

当然、「きゅう(9)きゅう(9)」
の語呂合せ。o(^-^)o

重陽の節句でお酒を
飲み過ぎて急性
アルコール中毒に
なって救急車のお世話に
なってはいけませんね。

そうしたことの無いように
ということではありませんが
「救急の日」にちなんで
全国各地でいろんなイベントが
行われています。

これもそのひとつ。

救急救命講座:市民対象に指導−−9日、文京で /東京

日本救急救命士協会は9日、
文京区本駒込5の救急救命
研修センターで一般の人を
対象に救急救命講座を開く。
「救急の日」に合わせた
イベントで、同協会は
「訓練で体験しておけば、
いざという時に迷うことなく
人命救助ができる。難しく
ないので、多くの人に
体験してほしい」としている。


救急救命講習は全国各地
小学生向けを含めて
いろいろあります。

身近なところを調べて
受けてみたらいかがでしょう。o(^-^)o



<関連記事>

今日は重陽の節句、救急の日 帝京大病院:アシネトバクター・バウマニ感染を担当部に伝えず
http://sansirohike.blog.fc2.com/blog-entry-1387.html
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