fc2ブログ

プロフィール

sansiroh

Author:sansiroh
sansirohです
もともと文系、でも
大学院工学系研究科
修了なので理系が
メインということにo(^-^)o


カレンダー

07 | 2012/08 | 09
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

AdSense1


リンク


最新コメント


RSSリンクの表示


月別アーカイブ


今日のTVで初めて
知りました。

難しい問題ですが、
大津のいじめの
自殺問題と同じく
メディアで大きく
とりあげられる
ようになるかも
知れません。

山大生死亡:搬送されず死亡、母「救急車来ていれば」 119番激増、出動の線引きは 緊急度判定、基準なく /山形

昨年11月、山形大理学部
2年の大久保祐映(ゆうは)
さん(当時19歳)が自ら
119番したにもかかわらず
救急車は出動せず、後に
山形市の自宅アパートで
遺体で見つかった問題で、
大久保さんの母親が取材に
応じ、思いを語った。
全国的に救急出動が激増する
中で、救急現場は患者の
緊急度判定の必要性を
迫られる。
長男を失った母親は
「救急車が来ていれば」と
の言葉を繰り返した。


TVで公開された、祐映さんと
消防のやりとりを聞きました。

名前の問い合わせに
年齢を応えたり、
40秒ほどの沈黙が
あったりと、明らかに
意識がもうろうとして
いる様子。

消防側は自分で病院に
行けると思うという
返事で、104で
タクシー会社を調べて
病院に行きなさいと
指示。

その後、山形大の欠席
連絡で母親が大家さんに
確認してもらったところ
死亡していることが判明。

母親としては、原因調査の
ために、やりとりの公開を請求、
内容を確認して、山形市に
損害賠償訴訟を起こしました。

訴訟後、市議会の質問
などに対しての市長の
まったく問題ないという
姿勢、さらに199番の
対応マニュアルも裁判に
不利になるということで
議会への開示を拒否した
ことで議会も紛糾です。

買い物に行くのに
救急車を呼ぶような時代
ですから、消防署側も
その対応は難しいとは
思います。

ですが、逆に、今回の
ような本当に必要で
あったものが駄目で、
不必要なものに出動
するような体制は本末
転倒です。

そもそも、119番に
電話するということは
まっとうな人は具合が
悪いと思っているんです。

でも、自分で病院へ行けますか
なんて聞き方では、
意識がはっきりして
いない人や、遠慮がち、
我慢強い人は何とか
行けると答えてしまい
ます。

ところが、ずうずうしい
人間は当然のごとく出動
要請。

今回の祐映さんの場合も
結局は消防署も「出動要請」
げはなく、「問い合わせ」
として処理してしまい
ました。

このような、必要か、不必要化
を119段階で切り分けをする
「コールトリアージ」。

1910年に横浜市で
開始していますが、
自動化しなくとも、まずは
適切なマニュアルを作成
することが必要かと思います。



<参考>

コール・トリアージ・アルゴリズム ―今後の展開-
http://www.ristex.jp/implementation/development/hansou/2009-1houkoku.html
スポンサーサイト



 | ホーム | 


FXで斬る