前川さんの再審開始決定＝８６年福井女子中生殺害―名古屋高裁支部

いやはやなんでまあ
何度も再審事件が。

疑わしきは罰せず
という「推定無罪」で
あるべき裁判が
検察のいわばごり押しで
冤罪を妨げずむしろ
助長。

それも、戦後間もないの
ならいざ知らずです。

福井女子中学生殺害：２５年の叫び、やっと　再審決定

「私はやっていない。無実だ」－－。
逮捕から四半世紀にわたる
叫びが、再審の重い扉を押し
開いた。
福井・女子中学生殺人事件で
有罪判決が確定して服役した
前川彰司さん（４６）の再審開始を
３０日、名古屋高裁金沢支部が
決定し、前川さんは「言葉では
言えません」と語った。

前川さんの再審開始決定＝８６年福井女子中生殺害―名古屋高裁支部

福井市で１９８６年に起きた

女子中学生殺害事件で

殺人罪が確定し、服役した

前川彰司さん（４６）の

再審請求審で、名古屋高裁

金沢支部（伊藤新一郎裁判長）は

３０日、「知人証言の信用性を

根拠とした確定判決の認定に

合理的疑問が生じたと言わざる

を得ない」として、再審開始

を認める決定をした。

前川さんは一貫して否認していた。

この事件については

再審えん罪事件全国連絡会の
HPの
福井女子中学生殺人事件
をごらんください。

これもまた、客観証拠は
一切なく、知人それも
暴力団員の証言だけに
よるものです。

そのため、地裁では無罪
であったんですが、その後の
検察による強引な誘導とも
いうべき複数の目撃
証言によって有罪と
なっています。

最大の問題は、今回の
再審請求の中で、検察が
無罪を推定させる証拠を
開示していなかったこと。

検察というものが、自らの
ストーリを作り上げ、それに
そう証拠だけを開示して
強引に有罪に持っていく
という冤罪を生み出す組織
であることをまたまた、明らかに
しています。

こうした冤罪事件が
まだまだあるようですね。

上にあげた再審えん罪事件
全国連絡会のHP

「無実の人は無実に」
http://enzai.9ch.cx/index.php?FrontPage

をご覧になれば現在の
冤罪事件の概要が
わかります。

推定無罪という原則を
裁判所がもっとしっかりと
守ることが必要ですね。

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