政治はやはり国民の生活の基盤をしっかりと
させることが一番重要なこと。
その意味では、国民と遊離した「戦後レジームからの脱却」
だの「美しい国」だのを聞くことがなくなってよかったなと
思います。
自民総裁選:福田、麻生両氏が出馬へ 額賀氏は断念安倍さんの後継はほとんど福田さんになるかとは思いますが
23日までは自民党は選挙に明け暮れすることになるんでしょう。
本来今回の選挙は実質はそうかも知れませんが、制度上の
内閣総理大臣を選ぶものではありません。
あくまで、ひとつの政党の党首を選ぶものでしかない。
その党首選挙のために、内閣すなわち三権分立の一つで
ある行政の動きをとめ、それが同時に国会の動きをも止めて
しまっています。
本来なら、即座に安倍さんに対して与謝野官房長官なりを
臨時総理大臣として就任手続きをとり行政、国会の動きを
止めないようにすべきです。
アメリカなら当然そうしています。
タカ派の自民党がよく言っていますが、今どこかの敵国に
攻められたらどうするんですか。
その意味で彼らは敵国も外交も内政も何も考えず、自分たちの
利益のことしか考えていないことがよくわかります。
こうした中、民主党は政治の空白がないようにと動いています。
年金流用禁止法案:民主党が参院に提出 取り組みアピール長妻議員をリーダーとして、年金に関して少しでもものごとを
改善していこうとの動きをしています。
もともとは、「年金事務に直接必要な費用」は国が出していた
ものを、国の財政が厳しいという安易な理由から、誰も文句を
言わない(知らないだけです)ため、平成10年から保険料を
使用するようになったもの。
一時期はグリーンピアや職員のゴルフまでにも使うようになった
んですが国民に発覚し、さすがにやめ、現在は事務関連費用
にとどめることになっています。
年金はほとんど国としてのトータルの厚生事業。民間のような
形とは違いますから、民主党案が正しいと思います。
早く、自民党も正常になって、国会で民主党を含めた野党と
本来の議論をするようになり、国民のための政治を行うように
なってほしいと思います。
でもねえ、今の自民党さん、結局は政治家の皆さんが自分の
ためのことを考えて総裁を選ぼうとしているようですね。
悲しい。日本のお先真っ暗な政治なんとかしてほしいもの。
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