昨日のテレビでも出ていましたが、福田内閣の
支持率がかなりよくなっています。
福田内閣:支持57%、安定感を評価 本社世論調査歴代5位です。
今までの安倍の対極のような感じが[安定感]として
感じられるのだと思います。
今回の支持の一つのポイントは、共産、社民支持層に
まで受け入れられていることです。(民主支持層が支持、
不支持各40%。共産支持層は支持45%、不支持39%、
社民支持層は支持49%、不支持22%、)
福田さんがいわゆるハト派であり、明らかにネオファシストの
安倍路線からの転換が大きな要因。
また、民主党と強調することによって、現在の国民の
苦しみを解消できる可能性がましたとの思いが
強いと思います。
ある意味わたくしも同じ傾向。内閣支持とまではいきませんが。
まずはともあれ、小沢さんと国会で議論を戦わせ、
本来の政治の姿を取り戻してほしいと思います。
その上で、福田さんにするか、小沢民主党にするかを
国民の目で判断するのがよいかと思います。
ところで、昨日のテレビを見ていて思いました。
国民新党の亀井さんの発言で改めて鳩山法相の
ひどさを感じたのです。
死刑制度:鳩山法相発言「人間の資格ない」--亀井氏が批判実は亀井さんが「死刑廃止を推進する議員連盟」の会長である
ことは知らなかったんです。ちょっと見方が変わりました。
ところで、鳩山法相は福田さんが総裁に選出され、麻生さんを
強く推していたことからもう再任はないという立場で、安倍内閣
総辞職後、「法相に責任をおっかぶせる形ではなく、ベルトコンベヤーと
言ってはいけないが乱数表のような自動的に客観的に(執行が)進む
方法を考えてはどうか」とまで発言。
25日には、法相再任となったためか「法相が総合的判断をしない
といけないということは分かる。省内で勉強したい」と発言修正を
しています。
わたくしも死刑廃止論者ではあり、死刑廃止論者の観点としての
私の考えはこのブログでも、少々意見をのべさせていただいています。
光市母子殺害事件を想う:死刑廃止論者としてあまりに悲しいしかし、今回の問題は、亀井さんも言われていますが、死刑制度における
法相として、国家としての責任、意味がわかっていないということと思います。
国家というものが人殺しをするのではなく、国として万やむを得ず
国家制度の安定のため法として人を裁くということで、国家としての
手続きを踏むんです。
司法が死刑であるべきと判断し、それを受け、行政として執行をする。
その、最終手続きというものが、法相に与えられているんです。
それが責任者というもの。自分は判をおしたくないなんてとんでもない。
ましてや乱数表なんて、無法集団が町で市民を殺すときにルーレットで
殺す順番を決めているのと同じ感覚ではないですか。
こんなセンスの人間に国政を任すことなど、ましてや法相などを
任すことなどは到底考えられません。亀井さんのいうような人間
失格とは思いませんけど、まさしく普通の人間ですから。
福田さんも当面の政治の安定に気を取られていたために
麻生グループの抑えのため法相再任の策をとられたと
思いますが、やはり注意の一言ぐらいあれば最高だったん
ですけれど。
【鳩山法相はその後、亀井さんの面会要求に対し、自分のことを
人間失格と非難したので会わないと言ったそうですが、この点
でも職務と個人的見解とをごちゃまぜにしていますね】
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