選挙明けの30日に安倍首相が続投をはやばや
表明したことにとりあえず意見を書きました。
ものがわかっていない、周囲が見えないと
思っていたのである意味続投表明するのは
当たり前ですと皮肉ったものでした。
安倍首相続投:「大勝」小沢さん復帰「非常識だ」 テロ特措法延長「賛成しない」明言まあ同じ方向性ではありますが
小沢さん一言
「非常識だ」そう大人ならぐちゃぐちゃ理由を言わずにこうでしょうね。
なぜかがわからない人間には言ったってしょうがないですから。
でも、まあ、非常識側はなんとか言うんですね。
昨日テレビで首相へめずらしく食い下がった記者がいて
そこでそれなりに感じたことがありました。
首相がいつものように
<大敗はしたけれども、民意は私の改革路線は支持して
いただいているので継続しておこないたい>
記者が
<選挙で大敗してなぜ支持されていることがわかるのですか
その根拠はなんですか>
首相
<選挙中の私の改革への訴えに対する聴衆の反応です>
あきれかえりました。この記者がえらかったのはさらに
問いかけたんですね。
<選挙中では総理のいう聴衆は支持者ではないですか?
支持者の反応で支持されたと判断するのは論理的に
おかしくないですか>
それになんと答えたと思います。
<聴衆の反応では私を支持してくれているんです>
細かいところは別として、上のようなやりとりです。
小沢さんの非常識という見解がただしくて私の回りが
見えていないというのはある意味正しくなかったですね。
安倍首相は本当に頭が悪いんですね。彼は本当に
信じているのかもしれません。信じているんですね。
とにかく自分に言い寄ったり、あまい言葉を言う人だけ
しか見えないんですね。
歴史的にも為政者の最大の難しさは諫言をいうものを
重用することの難しさです。甘言のほうが自分にこころ
よいですから。
多くの名君さえつい甘言をいうものを重用し、諫言をいうもの
を疎んじて滅びて行きました。
ましてや、はなからずれているお坊ちゃん政治家の
安倍ではいわんやです。
それにしても、自民党。
昨日の総務会では異論が出たといっても全員の思うところ
単なる儀式、ガス抜きとみなされており、体制は続投容認
です。
国民、選挙に現れた民意を全く無視し、党内力学、自分の利益だけと
いうことがよくわかります。
特に安倍シンパなんて安倍の双子。
昔の自民党が続いたのは一つの党に見えても、好きなことを
いう方々が沢山いて、ある意味非常識な世間を無視するような
ことをした場合はいさめたりやめさせていたんですね。
まあ、裏では何をしていたかわかりませんでしたけど、とにかく
お天道様のもとでは悪いことをしなかったんですよ。
要は悪いということ、常識があったんですね。
また、昨日のTVでしたが、安倍は続投を選挙前から決めて
いたということです。次の首相とみられ、気を許す麻生との
極秘会見でどんな結果が出ようが続投すべきという合意
に達しており、小泉にも支持されていたとのこと。
まあ、完全に選挙、国民なんてなめきっているんですよ。
民主主義などなんとも思っていない、ネオコンところか
ネオファシストかも知れません。
安倍シンパも同じです。昔の自民党ではないですね。
そういう気持ちで見れば、安倍の行動は理解できますし、
歴代初めての強行採決の多さも理解できます。
ただ、彼、彼のトリマキにとって不幸なことは、カリスマ性がなく、且
あまりに知能指数が低く情勢見極めができないことですね。
もう私としては、内閣改造を予定どおり9月まで伸ばして
いただいて、その間バカ閣僚たちを見続けさせていただき
怒りのエネルギーが国民に十分貯えられることです。
これは本当に自民政権が倒壊する可能性がでてきた
ように思います。
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